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研究テーマ 

—ハビタブルプラネットの評価<ExoplanetKyoto>の開発
太陽系内・系外惑星を体系的に整理し、ハビタブル・ゾーンの再定義 を行う。

現在、本研究室教授 山敷が総責任者兼プログラマとして、宇宙ユニット、宇宙生物学ゼミなどと連携しつつ、我が国初の太陽系外惑星データベース ExoKyotoの開発と運営を行なっている。本データベースの特徴として、(1)異なるハビタブル・ゾーンの定義の相互比較(2)惑星の想像図の体系化と公開 (3)Stellar モジュール による恒星データベースの位置表示 など 様々な特徴をもつ。以下、それぞれ解説する。

(1)異なるハビタブル・ゾーンの定義の相互比較 現在Kopparapu et al.2013の定義および、係数が変化した再定義基準、および太陽系相当天文単位(SEAU)によるハビタブル・ゾーンの判定を行い、公開している。現在、理学研究科太陽フレアゼミや国立天文台との協力のもと、恒星フレアの定量化と、恒星フレアの影響を評価したハビタブル・ゾーンの新しい定義とそれに伴うモジュールを開発し、公開準備を行なっている。

(2)惑星の想像図の体系化と公開 系外惑星の想像図を、そのサイズ(6クラス)、アルベドを仮定した黒体温度(8クラス)に大きく分類し、想像図を描いた。想像図は当研究室所属の大学院生(黒木)他、ILASセミナー ハビタブル・アース受講生及びOB/OGらによりテクスチャから作成し、細野らが開発した3D表示モジュールにより描画される。現在は、自転速度がそれほど遅くない惑星を仮定して描画しているが、潮汐ロックされた惑星テクスチャモジュールも開発中である。

(3)Stellar モジュール による恒星データベースの位置表示

現在、Stellar モジュールに収録されている恒星は13万個、それにケプラー宇宙望遠鏡により観測されたKIC20万個の恒星がデータベースに収録されている。国立天文台学 前原氏らの協力のもと、データには個々の恒星の性質とともに活動性の情報も収録されている。

 

—地球規模の水資源質的評価
地球環境監視システム(GEMS/Water)観測データの収集、また全球水資源農業
モデルを通じて、地球規模の水資源の現況評価を行う。また、Biwa-3Dなどの
閉鎖性水域水質予測モデルを通じて、世界の湖の質的変化の研究を推進する。

Biwa-3Dを用いた琵琶湖の溶存酸素濃度変化の数値解析

—土石流災害に関する予測技術の開発
豪雨発生から土石流発生までの一連の予測技術を開発し、急勾配水路を用いた
実験と、高速計算機を用いた数値解析を進める。

HD2Dを用いた土石流急勾配水路粒子移動計算

—陸域海洋相互作用
陸域からの物質輸送と海洋の応答を様々な角度から調べる。原子力発電事故による河川を通じた汚染水の調査や予測を行う。
http://www.natureasia.com/ja-jp/srep/abstracts/52665

—リモートセンシング技術を用いた地球水資源評価
衛星画像情報を用いた淡水域の水質観測技術の開発を行う。

 

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